2022年02月01日(火)

オンライン診療 [クリニック情報]

新型コロナ流行中、オンライン診療が大活躍。
利用される方が多く、オンライン診療枠を増やした。

@新型コロナが大流行しているので、あまり病院に行きたくない。
だけど、いつもの定期の薬(喘息、舌下免疫、便秘など)がない。
湿疹が悪化しているけど、軟膏がなくなった。
➡ オンライン診療だと、お子さんの様子も画面でみることができる。
湿疹の状態は、画面で見るよりも、スマホで撮影して添付してもらうと、わかりやすい。
下痢した場合などは、便の様子なども写真でとってもらって、添付される方も多い。

Aパパもママもコロナに感染し自宅療養中。
そんな中、お子さんも熱がでてきた。
➡濃厚接触者の方が発熱した場合、医師の診断があれば検査せずに、新型コロナと診断できる。
パパやママ、または兄弟が発症して、だいたい3日後に発熱すれば、新型コロナ感染である確率がとても高い。
オンラインで、画面ごしに発熱したお子さんの様子も診て、さらに色々お聞きしている。
また、かかりつけのお子さんでは、普段の様子をよく知っているので、診察しやすい。
診断できれば、保健所にも届けることができるし、いつから登校可能かアドバイスすることができる。今、保健所からの連絡がなかなかないため、実際に画面でお話しするだけで、安心されるママも多い。

B新型コロナ感染と診断されているお子さん。
咳がでてきたので、薬がほしい。
➡お子さんの場合は、画面で見て、ある程度呼吸困難はないか、状態は悪くないか判断できる。

お薬に関しては、あらかじめ調剤薬局を指定してくださると、そこへクリニックからFAXし、新型コロナ感染の場合は、たいていの薬局はお家にお薬を配達してくれる。

以上のように、コロナ禍でオンライン診療はとても便利。
ただ、ママも熱がでてしんどいと、なかなかすぐに利用できないこともある。
あらかじめ、ダウンロードしておいて、いざと言う時にうまく利用して頂ければと思う。

オンライン診療についてはこちらから。

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Posted by さかざきひろみ at 19時54分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2022年01月30日(日)

しゃかしゃか

孫っぴが飲んでいる唯一の西洋薬。
2歳になってからのモビコール。

彼は、ちょっと便秘気味。
毎日でても、コロッとした便がでることがある。
コロッとした便がでるのは、まだまだ便がつまっている証拠。
便秘は見逃してはいけない。
絶対に今のうちに良好な排便習慣が必要。

モビコールは水にとかして飲むのだが、すこし塩味。
まずいので、飲めないというお子さんも多い。
しかし彼は、最初から一気に飲む。

今は自分で「しゃかしゃか、しゃかしゃか」とシェイクする。

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しゃかしゃか

混ぜているのは普通のお水。
その後、娘と乾杯して一気のみし「うまっ」と。
彼にとってモビコールは美味しいらしい。
そして、モビコールのことを「しゃかしゃか」と呼ぶ。

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乾杯してから

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一気飲み


便秘に対する漢方薬もたくさんあるが大黄が入っているものがほとんど。
大黄は、センノシドが主成分で、長くのんでいると大腸メラノーシスといって大腸に色素沈着することがある。
それよりもモビコールのほうがよいかな。

孫っぴの腸活は、今は99小建中湯とモビコール、
そして、チャイルドヘルス(ロイテリ菌)。
どれも大好き!

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Posted by さかざきひろみ at 19時10分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2022年01月29日(土)

後遺症にも [漢方薬]

木曜日夜は、
北里大学 東洋医学総合研究所の小田口 浩先生による「コロナ後遺症に役立つ漢方薬」のご講演。

新型コロナ感染の後遺症は、さまざまな多彩な症状がある
倦怠感、頭痛、咳、呼吸困難、関節痛・筋肉痛、
不眠、乾燥肌、脱毛、嗅覚・味覚障害、
物忘れ、記憶障害、PTSD、不眠症、集中力低下、抑うつなど。
このなかでも、とくに疲労感、倦怠感が多く、長引くとされている。

原因は脳の炎症など色々言われているが、まだはっきりとわからない。治療法も対症療法(鎮痛薬、抗不安薬、睡眠薬など)しかない。
漢方薬は生薬の組み合わせでできており、多くの成分が含まれているため。様々な症状に有効である可能性が高い。

身体の中のどのバランスがくずれているか、そのバランスを漢方薬で少しずつ調整することによって、回復促進効果が期待されるとのこと。

よく使用される漢方薬の例と大まかな使用の目安は以下のとおりとのこと。

疲労、微熱、味覚障害、寝汗→㊶補中益気湯
疲労、顔色悪い、脱毛、皮膚乾燥→㊽十全大補湯
疲労、咳、不眠、皮膚乾燥→108人参養栄湯
微熱、不眠、寝汗、動悸→J柴胡桂枝乾姜湯
咳、不眠、微熱→91竹筎温胆湯
倦怠、嘔気、嘔吐、頭痛、関節痛→I柴胡桂枝湯
頭痛、抑うつ、食欲不振→70香蘇散  など

まずは、足りないものを補って身体を元気にするくすり㊶㊽108から選びやすい。
これ以外にも煎じ薬など処方して、回復に向かっている症例をたくさん提示された。

今回のお話しにはなかったが、他にも味覚障害に70香蘇散、嗅覚障害に㉓当帰芍薬散が有名である。

実際に、私は経験したことがないが、コロナ後遺症で悩まれている人が多い。
そんな方に少しでも漢方薬が役に立てばと思う。
今年の東洋医学会には、きっとたくさんの成果が発表されるに違いない。

Posted by さかざきひろみ at 19時10分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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