2022年02月12日(土)
漢方薬でも [漢方薬]
オリンピックでドーピングの話題。
実は漢方薬はドーピングで引っかかる可能性が高く、世界大会にでるようなアスリートの方は飲まないほうがよいといわれている。
一番有名なのは、麻黄。
主成分はエフェドリンで確実にドーピングで禁止されている。
葛根湯や麻黄湯などに含まれる。
他にはヒゲナミン。
呉茱萸、細辛、丁子、連肉、附子などに含まれる。
呉茱萸は、㉛呉茱萸湯、㊳当帰四逆加呉茱萸生姜湯、106温経湯。
細辛は、R小青竜湯、㊳当帰四逆加呉茱萸生姜湯、1110立効散、127麻黄附子細辛湯
連肉は、111清心蓮子飲、128啓脾湯
丁子は、67女神散、89治打撲一方
半夏 にも少量のエフェドリンが含まれていると言われている。
麻黄、附子、半夏が含まれる漢方薬はとても多い。
のど飴なんかにも注意が必要とのこと。
(浅田飴は麻黄エキスが、南天のど飴にはヒゲナミンが含まれるのでダメ)
とにかく漢方薬は、色々な多成分から構成されていて、含有成分がすべて明らかではないので、飲まないほうがよい。
世界大会レベルのあるアスリートのお子さんは、コーチからすべての漢方薬は飲まないように指導されていた。
私のような市民ランナーレベルだと漢方薬はとても役立つ。
筋肉痛、こむら返り、関節痛、ほんまにメッチャ効く。
漢方薬がなかったら、フルマラソン走れなかったなあ。
もう、4年も前の話。
Posted by さかざきひろみ at 19時39分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2022年02月10日(木)
急上昇中 [漢方薬]
最近、処方する機会がとても増えている。
それは、109小柴胡湯加桔梗石膏(しょうさいことうかききょうせっこう)。
オミクロン株は、とてものどが痛くなるのが特徴。
あるお子さんは、溶連菌のときと同じぐらい痛いと言っていた。でも、私がライトで見える範囲ののどはそれほど真っ赤ではない。
ファイバーをした耳鼻科の先生によると、そのさらに奥のほうの炎症がとても強いとのこと。そういえば、のどの奥にヘルパンギーナのような水疱ができていたお子さんがいた。
咽の炎症をとるのは、西洋薬では鎮痛剤。
しかし、漢方薬では109小柴胡湯加桔梗石膏がとても有効。
単なる症状を緩和するだけでなく、身体の免疫をアップしウイルスに対する抗炎症作用が強い。
この薬は、1,800年前に中国で作られたH小柴胡湯という処方に桔梗と石膏を加えたもの。江戸時代に日本に医師により作られた日本人向けのお薬。
そんな昔の処方が、今とても役だっているし、私も予防としてしょっちゅう飲んでいる。
柴胡(さいこ)と黄芩(おうごん)は抗炎症作用が強い。
半夏(はんげ)は、気のめぐりをよくして吐き気をとめる。咳にもよい。
人参(にんじん)と大棗(たいそう)と生姜(しょうきょう)は胃腸機能を改善する。
桔梗(ききょう)はのどの痛みを緩和し排膿作用。
石膏(せっこう)も抗炎症作用が強く、また潤す作用。
これらがうまく調和されている、とても素晴らしい処方。
私は、粉をそのままバリバリ食べる。
飲みにくい場合はミロやココアだと漢方の味がわからなくなる。1日分作っておいて、2-3回にわけて飲む。
さらに凍らせると、とっても美味しい。
チョコアイスの出来上がり。
@まず1包を少量の水にいれて電子レンジで20秒。
Aミロ大さじ1と豆乳を100mlぐらい入れてよく混ぜる。
これだけでも美味しくのめる。
B型に入れて凍らせる。
乳アレルギーがある場合は、リンゴジュースでもOK。
ブドウジュースやカルピスでも。
アイスに混ぜてもOK。
Posted by さかざきひろみ at 20時31分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
2022年02月08日(火)
作ってみた
クリニックの診察室の鬼滅の刃の折り紙バージョン
お子さんたちが、とっても喜んでみていてくれる。
今、テレビでも放映中でさらに人気アップ。
お子さんから「上弦のろくがいない」と
そこで久しぶりに作ってみた。
これが準備材料。
折り紙、POSCO、サインペン、ポイントシールなど。
youtubeの「おもちゃ箱」というところに、
作り方がとっても詳しくアップされている。
お顔をお目目をつくるのが、とっても楽しい。
特に、右の鯉夏花魁が可愛くて気に入っている。
この子たちは、どこに飾ろうか。
ほとんどのキャラクターを作ってしまった。
でもまだあと少しメンバーがいる。
また、続けてみようかな。
Posted by さかざきひろみ at 19時10分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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