2022年12月18日(日)
お泊り
孫っぴは、昨日から初めての一人でお泊り。
お昼前に、爺が彼のお家にお迎えにいって、
クリニックで、乳幼児新型コロナワクチン接種。
あらかじめ、ワクチンのことを説明していたので、全く泣かなかった。
そういえば、インフルエンザワクチンも、説明したら「わかった」と覚悟していた。
ちゃんと理由を説明すると、子どもなりに理解してくれる。
終わってからも
「あと2回あるけど頑張れる?」
「うん」
夜は、爺と婆と3人でねんね。
「ママは?」と聞くこともなかった。
これも、あらかじめママが説明してくれていたので、頑張れたよう。
夜中も全く起きずに熟睡。
孫っぴとねんねすると、手や足にぎゅっとしがみついてくる。
ほんとに可愛い。
そういえば、きのう1回だけ、
「マンションに帰りたいな」とぼそっとつぶやいたが、それ以降は口にしなかった。
ほんまに賢かったね。
爺と婆と3人で、晩御飯のお買い物して、
クリスマスの飾りをしたね。
今日は公園にいって、アッという間に時間がすぎた。
最後は、M1をみて、爺と漫才のまねをしてた。
私も入れてって言ったら「婆はだめ」
「こんにちわ〜〇〇です」「爺です」
「二人合わせて、○○爺です」
そこから、二人でジングルベルの歌をエンドレスに歌って、
最後に「ありがとうございました!」
1泊2日のお泊り、
いっぱいお利口さんでした!
Posted by さかざきひろみ at 19時52分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2022年12月17日(土)
外来状況 [クリニック情報]
今週も、インフルエンザはゼロ。
一番多いのは、ウイルス性胃腸炎。
新型コロナは、流行というほどでもない。横這いかな。
大阪府感染症情報センターのグラフでも、第7波に比べて、今の波は少しずつ増えているという感じ。
第7波のときは7月半ばから、患者さんが爆発的にふえたけど、今回はそんな感じでない。
また、保育園や幼稚園のお子さんたちの間ではほとんど流行していない。
新型コロナの患者さんは、小学生や中学生のお子さんたち。
小さいお子さんが罹患しているのは、ご両親やご兄弟が感染している場合ぐらい。
保育園では、コロナ前のように冬のかぜが色々流行している。フイルムアレイというウイルスを検出している病院では、パラインフルエンザ3が比較的多いとのこと。
たしかに、熱が4−5日続いて、咳がひどくなるけど、ヒトメタも陰性、もちろんコロナもインフルエンザも陰性。
そんなお子さんたちが時々いる。
あと今週、高熱で扁桃に白苔がついているお子さんたちはアデノウイルスだった。
インフルエンザについては、このあたりではまだまだ流行していない。岩手県で定点あたり1.57人と流行期にはいった。全国的にはまだ0.25人と少ない。
大阪は岩手に次いで0・65人、富山が0・58人、東京と熊本がそれぞれ0・50人と続いている。また、海外ではアメリカやヨーロッパで流行中。
年末年始で、人の移動があるので、そこで流行が拡大しそう。
定点:1つの医療機関が1週間で何名の患者さんを診療したかのこと。
定点当たり報告数が1以上ならその地域は流行域に入ったことになり、10以上なら注意報、30以上なら警報となる。
Posted by さかざきひろみ at 18時35分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2022年12月15日(木)
ほとんど使わないけど [漢方製剤]
ほとんど処方しないけど、たまに出番がある薬。
B乙字湯。
痔で悩んでいる方に処方したことがある。
これ単独よりは、痔を「おけつ」と考えて、㉕桂枝茯苓丸を併用するとより効果的。
ただ、お子さんには処方したことがないし、出番がない。
乙字湯には、柴胡と升麻が入っている。
これは㊶補中益気湯にも含まれる。
作用としては、下がっているものを持ち上げる作用(升堤作用)がある。すなわち、肛門が下がっている状態の脱肛に有効。
さらに、血のめぐりをよくして、抗炎症作用、鎮痛作用もある。
ただ、下剤の大黄が入っているので、下痢になってしまうこともあるので、要注意。便秘傾向のある人に処方するほうがよい。
痔の薬なのだけど、以前ある先生が、難治性の陰部掻痒症に劇的に有効だったという話をされていた。
また、太田黒先生は、何を処方しても無効だった方に、番号順に処方してみたら、3番の乙字湯が著効したという話をされていた。
あまり処方しないけど、知っておくと便利な漢方薬のひとつ。
時々、こうやって番号順に解説してみようかな。
Posted by さかざきひろみ at 20時29分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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