2023年01月31日(火)
5番 [漢方製剤]
4番は欠番で3番の次は5番、安中散。
「中」というのは、おなかで 東洋医学では中焦のこと。
場所は、 臍から横隔膜までの腹部。
ちなみに臍から下の腹部は下焦といい、横隔膜より上は上焦という。
おなか(胃)を安らげる、安定させるという意味で、安中散。
やせ型で冷え症、ちょっと弱った人の胃痛、胃炎に有効。
粉薬だけでなく、カプセルもあるので、飲みやすい。
ツムラさんの1包が、コタローさんの2capになる。
構成生薬も赤の温めるものが多い。
延胡索は鎮痛作用が強い
茴香はフェンネル。これそのものが胃薬。
また、安中散は胃痛だけでなく、生理痛にも有効。
頓服で安中散を飲んでいる方もいる。


ちなみに、OTCで
武田漢方胃腸薬Aは安中散そのもの。
太田漢方胃腸薬は安中散+茯苓
大正漢方胃腸薬は安中散+芍薬甘草湯。
Posted by さかざきひろみ at 19時03分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2023年01月29日(日)
走る! [ラン]
今日は大阪国際女子マラソン。
冷たい風をきって、走る姿が素敵。
冬は寒いけど、空気が澄んでいて走ると心地よい。
年末、私も京都ラン。
1日目は鴨川ランと平安神宮。
お天気がとってもよかった。
鴨川にはかもさんや他にもとりがいっぱい。
鴨さんが、お散歩していた。


平安神宮。
ほとんど人がいない。
パパが自撮りすると、いつも私の顔がきれる....。
京都は名所でないところも絵になる。
まだ紅葉のところも。
2日目早朝ランは、
知恩院→八坂神社→鴨川→下賀茂神社。
知恩院は昨年の大みそかにもお参りした。
その時は雪が降っていたが、今年はわりと暖かい。
この阿弥陀如来像を見たくて再び参拝。
八坂神社。
来年の干支はウサギさん。可愛いね。
下賀茂神社と河合神社。
河合神社は、美麗の神様で女性の守護神。
全力でお参りしておいた。
水みくじなるものをやってみた。
水に浸すと浮かび上がるおみくじ。
字が浮き出るのをじっと待つのだが、
せっかちな私は待ちきれず、水をかけてしまった。
ちなみに小吉。
2日間で16km。
このぐらいが丁度いいかも。
なんと年末フルマラソンで、甥っ子は3時間15分完走。
素晴らしい。
この冬の澄んだ空気の中で、私ももう少し走りたい。
Posted by さかざきひろみ at 19時36分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2023年01月28日(土)
どんどん
インフルエンザAの流行がすごい。学級閉鎖や学年閉鎖。
発熱外来でもインフルエンザAばかり。
学校で流行していたら、もうインフルエンザの検査だけでいいかなあと思うのだが、まれに新型コロナの方がいる。
それも減ってきて、今日は1人だけ。
だけど、両方の検査が必要になってくる。
鼻のぐりぐりはとっても辛いけど、ほんとにごめんね。
新型コロナの影響で2年間インフルエンザはほぼゼロだった。
それで、皆さんのインフルエンザに対する免疫が下がったことも影響している。
インフルエンザに関して、よく聞かれるのは、
「いつから登校できますか?」
これは、保育園・幼稚園児と小学生以上で違う。

保育園・幼稚園の場合

小学生以上の場合
文章にすると、
出席停止期間は、発症したあと5日を経過し、かつ、解熱した後2日を経過するまで(ただし、保育所や幼稚園に通う幼児は「解熱した後3日を経過するまで」)
そして、発熱した日は1日目でなく0日と数えで、発熱した翌日が1日となる
さらに、発症日(当日0日目)は、病院に受診した日ではなく、インフルエンザ症状(38度程度の発熱等)が始まった日のこと。
「発症日」と「解熱日」がわかれば、医師でなくても、いつから登園できるかわかる。
したがって、元気になってわざわざ登園許可証を取りに来る必要はない。
実際、国が医師記載の登園許可証を求めないと断言したことから、許可証をとりに来られる方はほとんどない。
ほんとにまれーに、理解のない幼稚園から要請されることもあるが....。
あとは、「家族も休まないといけませんか?」という質問。
新型コロナの場合はまだ濃厚接触者の定義があるが、インフルエンザにはその規則はない。
家族やご兄弟は、症状なく元気であれば、登校を制限する必要はない。ただ、感染力も強く潜伏期間は1−3日と短いので、体調変化には注意が必要。
Posted by さかざきひろみ at 20時09分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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