2023年12月14日(木)
東洋医学会も [漢方薬]
第74回日本東洋医学会学術集会も大阪。
5/31(金)〜6/2(日)に大阪国際会議場で開催される。
これは学会ポスター
ぱっとみたときは、「暗くて可愛くない。大仏さんとお侍さん??」と思ったのだけど、深い意味があるポスターだった。
大仏さんにみえるのは、薬師如来像で、病気や困難に悩む人を助ける神様。
そしてお侍さんは、医師、薬剤師、鍼灸師さんを象徴しているとのこと。
なんと私もメジャーではないけど、3つも講演させていただくことになった。
漢方セミナー ビギナーズ
「(仮)小児の漢方治療について〜子どもこそ漢方を!〜」
あとミニシンポジウムが2つ。
「漢方講演で伝えたいこと その工夫」
これは、新見正則先生も講演される。
「小児心身の漢方治療」
この3つの抄録を来年1月8日まで提出。
それよりも、なにかインパクトのある題名を考えたい。
「小児科日常診療の漢方と鍼灸 治療の和」
こちらは座長で参加。
私のような下っ端の出番をたくさん作って頂いた。
今のところ、いい案は思いついてないけど、ない知恵をしぼりつつ、楽しい講演を目指す。
いつも総会では、小児科のセッションがないかあっても少ない。今回ミニシンポジウムだけど、小児科が注目されることはとても嬉しい。
漢方専門医の先生方に、こども漢方のすばらしさを伝えたい。
Posted by さかざきひろみ at 19時45分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2023年12月12日(火)
ポスター [漢方薬]
来年の日本小児東洋医学会。
なんと、会頭を務めることになった。
テーマはビビッとひらめいた。
「こども漢方をもっと身近に!
〜みんなで広げよう,漢方のわっ!」
私は漢方は、めちゃくちゃ勉強した特別な先生しか使ってはいけないもの。とってもハードルが高く、また漢方なんて怪しいとも思っていた。今もそう考えている先生も多い。
そんな先生方に漢方薬の魅力を伝えたい。
また、漢方薬を通して、素敵な先生とたくさん出会った。
漢方で輪がいっぱい広がって医師としての人生が倍以上に楽しくなった。
ひらめいた題名を後付けして考えてみると、そんな感じ。
そして、次にしたこと。可愛いポスターを作りたい。
それで、できたのがこれ。
知り合いの先生に、素敵なイラストレーターを紹介してもらった。
ピンクにお花に、ぴんくまちゃん。
私の好きなものがつまっている。
会場はあべのハルカス。
天王寺は私の地元で、庭?のようなもの。
その昔、近鉄デパートと呼ばれていた。
ジャージで出かけられるところでもある。
この場所で、開業20周年の10月に会頭できるとは、不思議なご縁で、幸せなことかもしれない。
Posted by さかざきひろみ at 16時15分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2023年10月26日(木)
新作 [漢方薬]
フローチャートシリーズの新作は、「フローチャート産業医漢方薬」
このシリーズはもう何作目なのだろう。
どの本も、とてもわかりやすく、勉強になる。
産業医という言葉は知っていたが、実際にどんなものか知らなかった。
産業医とは、「事業場において労働者が健康で快適な作業環境のもとで仕事が行えるよう、専門的立場から指導、助言を行う医師」とのことで、、働く人の病気の予防がメイン。
普通のクリニックの医師とちがって、治療や薬の処方をすることはない。
産業医の先生は、働く人たちが健康に働けるように色々なアドバイスをされる。まさに未病を防ぐということにもなるので 漢方薬がうってつけかも。
この本には、
職場を守る基本処方として
どんな働くひとにも
職場に常備の基本漢方
職場の肉体・精神疲労の基本処方
職場の人間関係に効く基本処方など、
いったいどんな漢方薬と興味深い内容ばかり。
ほかには、
働く人の風邪療養を支援する
働く人の胃腸を支援する
生活習慣病の就労を支援する
働く人のメンタルを支援するなど、フローチャート形式で色々な漢方薬がアップされている。
どんな処方か興味がある人はぜひ本を買ってみてね。
予想外に出番が多かったのは、137加味帰脾湯。
そして、これは私が執筆した最新号。
Posted by さかざきひろみ at 18時31分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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