2023年12月21日(木)
寒い! [漢方薬]
今日は、今年一番の冷え込み。
ちょっと前まで、20℃のときもあったので、よけい寒さを感じる。
冷えは大敵。
気血水のめぐりが悪くなり、体調不良や免疫も低下し風邪をひきやすくなってしまう。
冷えてるときは、首(手首、足首、頸部)を温める。
身体を温めるものを食べる。甘いものやジュースを身体を冷やす。
そして早く寝る。
ちなみは、私は夜寝るときは、レッグウォーマーはかかせない。ないとなぜか熟睡できない。
以上のような養生をしたうえで漢方薬。
漢方薬は身体を温める処方がたくさん。
手先足先の冷えが強く、しもやけになる。寒さで頭痛や腰痛、関節痛などの痛みがでる。
→㊳当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)
色白で華奢、めまいたちくらみ、むくみ、月経トラブルあり。→㉓当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
当帰芍薬散タイプで手足はほてる、唇がかわく,皮膚が乾燥しやすい。→106温経湯(うんけいとう)
下肢はひえるが顔がほてる。→㉕桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
下肢がひえるが顔がほてる。イライラ、ストレスが多い。→㉔加味逍遙散(かみしょうようさん)
加齢で足腰が冷える。夜間に頻尿。→F八味地黄丸または107牛車腎気丸
そして、私が寒いときに飲むのは、127麻黄附子細辛湯+㊺桂枝湯。
127麻黄附子細辛湯は、麻黄と附子と細辛で構成されていて、どれも身体を温める。附子で体の芯を温めて、麻黄と細辛で体の表面も温める。とってもぽかぽか。
すぐに身体を温めたいときにおすすめ。
他にも冷えには漢方薬がたくさん。
さらに、上記の薬でもいまいちのときは、附子を少しずつ追加できる。附子は強力に温めるし、また痛み止めでもある。
寒くても、お花に水やり。
まごっぴがお手伝い。
Posted by さかざきひろみ at 17時25分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2023年12月19日(火)
36番木防已湯 [漢方製剤]
もくぼういとうと読む。
木防已は、日本では防已と同じなので、この名前がついている。
小児科領域では、あまり出番がなく私もお子さんには処方したことがない。
構成生薬は4つで甘草が入っていない。
それで、循環器領域でも使いやすい。
石膏は抗炎症作用と利水作用、防已も利水作用がある。
ある有名な先生は、防已は利尿作用、石膏はβブロッカー的鎮静作用、桂皮が血管拡張作用、人参が強心薬とたとえられている。
心不全には、もちろん西洋薬が一番。
だけど、たくさん処方しているけど、いまいちなとき漢方薬の併用もよいかもしれない。
実際に、主人の患者さんで心臓疾患の方が漢方を希望されて、
「木防已湯がいいんちゃう」とアドバイスしたことがあった。
その方は、「木防已湯を飲むととてもすっきりして、効いている感じがする」と、とても喜ばれたことがある。
利尿効果を高めるときは、五苓散を併用。
強心作用+利尿作用を高めるときには、附子を配合することもあるそう。
循環器領域では、出番がありそう。
Posted by さかざきひろみ at 20時12分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2023年12月17日(日)
お誘い
まごっぴが大阪へ。
私が、なかなか名古屋に行けなかったので、久しぶり。
といっても20日だけど、私にはとっても長かった。
彼が、お昼寝から起きたら、ツリーの下に大阪サンタからのプレゼント。
トランポリンとシルキーサンド。
そして、トランポリンでジャンプ〜。
補助があれば、開脚も上手。
「婆も、一緒に」というお誘い。
ジャンボリーミッキーの曲にあわせて飛びまくる。
最初はしぶしぶだったが、めっちゃ楽しくて、大はしゃぎ。
なかなか面白いやん。
今日はとっても寒い。
今度は、「婆、公園に行きたい」というお誘い。
お砂場で遊んでは、走るの繰り返し。
彼と走り回っているので、案外寒くない。
爺とも遊べたし、ケーキも作ったし。
婆と二人でねんねしたし。
ほんとに楽しかったね。
今度は、年末だね。
Posted by さかざきひろみ at 20時43分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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