2023年03月07日(火)
10番柴胡桂枝湯 [漢方製剤]
さいこけいしとう、私が好きな処方のひとつ。
9番小柴胡湯に45番桂枝湯が半分ずつはいっている。
桂枝湯は、虚弱な人の風邪の初期に使う、すなわち病気のステージの初めに使う薬。
小柴胡湯はこじれたときに使う薬。
このふたつが一緒になることによって、守備範囲がとても広くなって色んな症状に有効。
不思議なことに風邪薬でもあり、風邪予防にもなる。
インフルエンザでも新型コロナでも熱がでてしばらくして、汗をかいた後に処方する。
さらにメンタルにも、また胃炎や胃痛にも有効。
他にも筋緊張性頭痛、肩こり、チックなどにも有効。
うーん、何でも効くイメージ。
この表は花輪先生の本から抜粋したのだけど、◎が一番多いのは柴胡桂枝湯。まさに、何でも効くかも。
味も割と飲みやすい。
しかも錠剤もある。
知っておくと、とても便利。
Posted by さかざきひろみ at 19時45分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2023年03月05日(日)
3月
この1週間、インフルエンザは激減。
発熱のお子さんも少なくなった。
代わりに、花粉症症状のお子さんがとっても多い。
くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目がはれて、とっても辛そう。
症状がひどくなる前にお薬飲んだり、点眼、点鼻をしたほうがいいかも。
今年は、スギ花粉の量が多いので、昨年大丈夫だった方も、だめな場合が多い。
先週の木曜日はWEB講演会。
自宅から配信だったので、インターホンを切って、電話を切って準備。
ひとりで、パソコンにむかって話し続ける。
ついつい、ひとりぼけとつっこみもしてしまう。
ほんとは、風邪に対する漢方だったのだけど、今その漢方薬が品薄。講演を聞いてくださった先生方が、使いたいと思ってもない処方が多いとのことで、メンタルに対する漢方になった。
風邪に対する漢方薬も良いが、お子さんたちの風邪は漢方薬を飲まなくても治ることが多い。
だけど、メンタルに対するものは西洋薬は使いにくいし、一般小児科医には使えない。これには漢方薬がとても役に立つ。
ぜひ多くの先生方に処方してほしいという思いをこめてお話した。
ひとつ終わったらほっとする。
専門医の更新の書類も提出できた。
次は、子どもの心の研修会の抄録の提出。
当日の講演の際のスライドなどは、出来るだけ講演集に掲載したいとのこと。7月の講演だけど、3月中にスライド作成。
しかし、今日はしばしの休憩。
パパと一緒に大阪城ラン。
梅が満開でとってもきれい。
Posted by さかざきひろみ at 18時49分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2023年03月04日(土)
親子3世代で
孫っぴは、今日が新型コロナワクチン3回目。
1回目と2回目は泣かないと断言して、めっちゃお利口に接種。
今回、3回目は前日から
「婆の病院にはいかない。注射はしない」と断言。
そして、今日はクリニックに入ったとたん大泣き。
それでも、接種のときは大人しく。
終わった後は、「誰も泣いてないで」と。
でも3回ともよく頑張ったね。
おうちに帰ってお昼寝してから、
ダンスの体験レッスン。
婆とママと、孫っぴの母娘孫の親子3世代でのジャンボリーミッキー。
これも、いつも大喜びで踊るのに、ずっとママか婆にひっついていた。
最後、踊ったかなと思ったら、なぜかすぐ床に。
このあと私は、彼を抱えて踊ることに。
でも、私と娘は全力ダンスでめっちゃ楽しい!
終わった後、彼も
「楽しかった。でも踊れなかった。また行きたい」
はじめてのところで、照れてしまったのかな。
そういえば、今日はクリニックでも、もじもじしてた。
そんな日もあるね。
自宅に帰ってからは、絶好調。
大好きな爺とお庭どシャボン玉とあめあめ〜。
Posted by さかざきひろみ at 20時17分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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