2023年03月07日(火)
10番柴胡桂枝湯 [漢方製剤]
さいこけいしとう、私が好きな処方のひとつ。
9番小柴胡湯に45番桂枝湯が半分ずつはいっている。
桂枝湯は、虚弱な人の風邪の初期に使う、すなわち病気のステージの初めに使う薬。
小柴胡湯はこじれたときに使う薬。
このふたつが一緒になることによって、守備範囲がとても広くなって色んな症状に有効。
不思議なことに風邪薬でもあり、風邪予防にもなる。
インフルエンザでも新型コロナでも熱がでてしばらくして、汗をかいた後に処方する。
さらにメンタルにも、また胃炎や胃痛にも有効。
他にも筋緊張性頭痛、肩こり、チックなどにも有効。
うーん、何でも効くイメージ。
この表は花輪先生の本から抜粋したのだけど、◎が一番多いのは柴胡桂枝湯。まさに、何でも効くかも。
味も割と飲みやすい。
しかも錠剤もある。
知っておくと、とても便利。
Posted by さかざきひろみ at 19時45分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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