2023年03月26日(日)

食べた??

お雛様。
一般的には、3月3日が過ぎたら片づける。
しかし、母はいつも、「旧暦のひな祭りまでだしていていいのよ」と言って、毎年3月3日にだして、4月3日に片づけていた。
だけど、私も妹も婚期は遅れなかった。

私も、可愛いお雛様をいつまでも飾っていたいので、いつも3月いっぱいお雛様をだしている。

結果、娘も婚期は遅れなかった。

孫っぴもお雛様が大好き。
最初は一緒にひなあられをお供えしていた。
彼が目を離したすきに、ひなあられを私が食べて、
「あっ、お雛様食べてくれたよ」
彼は、「わあ、食べてる〜」と大喜び。

それ以降、彼はお雛様に色々お供えする。
知らない間に、いちごやおやつやら。
必ず「食べてね〜」と大声で話しかける。

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食べてね〜

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食べてね〜


面白いから、こっそり私が食べる。

しばらくして、
「あれーない。婆!おひなさま食べたよ〜」
「美味しかった??」とお雛様に語りかけている。

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「あれーない」

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さらに「いっぱい食べたから、うんちでるかなあ」と、お雛様たちのお尻をみている。

ほんまに面白い。
もう少し、お雛様で遊びたい。

Posted by さかざきひろみ at 19時56分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2023年03月25日(土)

総動員 [漢方薬]

今年はスギの飛散が多く、花粉症で来院される方が多かった。
そして、今はヒノキ。

スギの舌下免疫をしていて、スギの時期は大丈夫だったけど、ヒノキで症状が出てしまう。
いつもならスギがひどすぎて、引き続きヒノキなので、少しましになった感じだったらしい。ところが、今はスギは症状がなくなったので、逆にヒノキでの症状がわかるようになったよう。
ヒノキは残念ながら舌下治療はない。

花粉症の治療に対しては、西洋薬の抗アレルギー剤、点眼液、点鼻薬、飲める場合は、さらに漢方薬も併用して総動員。

漢方薬については、症状や体質で処方が変わる。

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透明の鼻水がぽたぽたでる、ティッシュを何箱も使う場合は、R小青竜湯。これには粉薬以外に錠剤もある。

ねばっこい鼻水で鼻閉が目立つタイプにはA葛根湯加川芎辛夷、これにも錠剤がある。
ただ、今2番の錠剤は大人気で品薄状態。たくさん処方することができない。

あと眼も真っ赤ではれて、鼻がつまって苦しい〜という激しい症状の方には㉘越婢加朮湯。
これには粉薬しかないが、とってもよく効く。

ただ、絶対に粉が飲めないときは、㉘のかわりに、R小青竜湯+95五虎湯を錠剤でのむ。
成人量だと1回に9錠内服。これは今村先生おすすめの竜虎湯。

また、冷えが強い場合には127麻黄附子細辛湯。これにはカプセルもある。
お子さんで処方することはあまりないが、冷え性のママには効果的。

あと大野先生は、R小青竜湯+127麻黄附子細辛湯で竜附湯にすると良く効くと話されていた。

とにかく、眼がかゆい、鼻が詰まるという症状はとってもしんどいので、色々組み合わせて治療して、少しでも症状を軽くしてあげたい。

そして、スギにはやはり舌下免疫療法が一番おすすめ。

Posted by さかざきひろみ at 19時48分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2023年03月23日(木)

11番柴胡桂枝乾姜湯 [漢方製剤]

柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)は
柴胡剤の中で一番体力のない人(虚症)向けの薬。

メインは自律神経安定と精神安定。

柴胡剤は、体を冷やし乾かす方向にあるが、
これは、体を温め潤す生薬も入っているので冷え症の方にもOK。

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活楼根(かろこん)が身体を潤す生薬。
牡蛎(ぼれい)は牡蠣の貝殻で、精神安定作用や制酸作用がある。
桂皮はシナモンで体を温め、乾姜も体を温める。

体力のない人が、自律神経が乱れて、不眠、動悸、冷え、肩こりなどの症状があるときに処方。

お腹の所見としては、胸脇苦満は強くなくて、心窩部に圧痛があり、臍上悸(ドキドキ)がふれる。

保険適応病名は、
体力が弱く、冷え症、貧血気味で動悸息切れがあり神経過敏のものの次の諸症:
更年期障害、血の道症、神経症、不眠症。

私は、ファーストチョイスで処方することがあまりないのだけど、例えば、加味逍遙散が効かない、加味帰脾湯もいまいちのときに、これに変更することがある。

だけど、効くときはめっちゃ効いて、とってもいい薬。

Posted by さかざきひろみ at 19時05分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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