2021年07月22日(木)

真夏の日差し

連休で真夏のお天気。
お休みで、海やプールにお出かけしているお子さんも多い。
お空も蒼く、きっと海もきれい。
だけど真夏の日ざしは要注意。

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日光には、メリットとデメリットがある。
メリットはなんといってもビタミンD合成。
そして、外で遊べるというストレス発散。
デメリットは、日光皮膚炎、光老化、慢性的には皮膚がん。
なんと生涯に浴あびる紫外線のうちの1/2が18歳までに浴びるそう。

そして、真夏の炎天下はデメリットが多すぎる。
日焼けがきっかけで、一気に湿疹が悪化したお子さんも増えた。

もともと皮膚が弱いアトピー性皮膚炎のお子さんは、要注意。

もちろん適切な日焼け止めも大切。
そして、日焼け後のスキンケア、保湿も忘れてはいけない。
日焼けすると、皮膚の乾燥し角層が破壊され皮膚バリア機能低下する。するとさらに日光の影響をうけやすくなる。

実は、ひどい日焼けには㉞白虎加人参湯も効果的。
色々なところに漢方の出番。

そして、今日は久しぶりに王寺スタジオへ。
昨年リハーサルで行ったのが最後。
そして、普通のレッスンに行くのは父が亡くなる前なので、2年近い??
今は、ダンスはオンラインレッスンがメイン。
週2回のジャズダンスと週1回のピラティス。

オンラインレッスンは後で見ることができるので、好きな時にできる。
でも、やっぱりスタジオはいいね。
広々として身体も思いっきり動かせる。
クーラーがほとんど効いてないから、とっても暑いけど、それも心地よい。
いい汗かいて、なんだかすっきり。

明日は孫っぴ〜。

Posted by さかざきひろみ at 18時35分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2021年07月20日(火)

すでに真夏

猛暑であちこちで熱中症アラート。
来院されるママもお子さんも汗だくでとても大変そう。

外来では、
「暑くなってきたので、いつものください」という方がふえた。
いつもの、というのは熱中症予防の漢方薬。
P五苓散㉞白虎加人参湯がメイン。
あと、夏バテで困るという方には、136清暑益気湯
これは、とても苦いのでどちらかというと大人の方ばかり。
五苓散は乗り物酔いにも熱中症予防にも有効。
学校まで遠く、行くだけで汗だくになるお子さんは、朝に五苓散を1包。運動クラブ前に、五苓散と白虎加人参湯。

私は、最寄り駅まで毎日片道1km。
さらに主人は、+1.5km。合わせて毎日5kmも歩いている。
さすがに今日は朝でも暑い。
予防に五苓散を1服。こんなときの五苓散はとっても美味しい。

五苓散は熱中症による水分の循環不全をコントロールしてくれる。さらに、脳浮腫を軽減する作用もある。
もちろん熱中症予防には水分補給が必要だが、五苓散は、飲んだ水分をバランスよく身体に循環させてくれる。

白虎加人参湯は、石膏という生薬を含んでいる。
これは、熱を冷ます作用がある。体の芯に熱をもって、しかも口渇がひどいような場合に有効。
潤す生薬も入っているので、身体を潤しながら冷やすイメージ。運動するときは、ペットボトルに、五苓散と白虎加人参湯を溶かしてのむといい感じ。

もちろん、漢方薬よりも熱中症は予防が一番。

@定期的な水分補給
A適度な塩分補給
B長時間の炎天下での活動をさける
C日陰や帽子の利用
D涼しい服装
E体調管理 睡眠不足や栄養不足は要注意
上記に+漢方薬!

まだ7月なのに、いったい8月はどうなるのだろう??
特に、小さいお子さんと高齢者は要注意。

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Posted by さかざきひろみ at 16時31分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2021年07月18日(日)

外来状況 [クリニック情報]

暑かったり、ゲリラ豪雨や雷など、天候の変化がすごい。
身体の不調で、水のバランスを崩しやすい人が多い。

感染症では、RSウイルスはやっと下火かな。
でも、いったい、いつまで続くのだろう。

昨年感染対策で、あまりお子さんが感染症にかからなかったから、一気に増えたと言う意見もある。大変だけど、少しずつ感染症にかかって免疫を強くするというのも必要かもしれない。

さらに、ウイルス性胃腸炎のほかに、細菌性胃腸炎も増えている。頻回の下痢や血便。便の色も汚い深緑。

焼きとりが原因として多いように思う。
焼きとりの中まで、完全に火を通したら、固くなるはず。そもそも小さいお子さんが焼きとり屋さんや焼肉屋さんに行くのが少し不思議に思う。
時代が違うのかなあ。

とにかく食中毒は予防が一番。
予防の三原則は、食中毒菌を「付けない、増やさない、殺す」。
調理の前には必ず手を洗い、
手指や調理器具を清潔に保ち、
食材は新鮮なものを選びよく加熱すること。
調理後食べるまでに長い時間をおかないこと。
食品どうしで汚染をしないよう、調理器具の使い方にも注意。

そして、生卵、ユッケ、肉のたたき、鳥刺しなどの生ものはお子さんに食べさせない。できれば、大人の方も。
これから暑い日が続くので十分に注意が必要。

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Posted by さかざきひろみ at 17時07分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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