2022年07月23日(土)

新しい

第7波コロナ対策

1)濃厚接触者の待機期間の短縮。
  発表されてからいつから適応されるのかと思っていたが、
実は22日から適応される。

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読売新聞オンラインより

新基準は、感染者と最後に接触した日の翌日を「1日目」として原則5日間。
7/22日に濃厚接触者になったかたは、発症しなければ7/27まで待機となる。

抗原定性検査により2,3日目に連続で陰性なら3日目で解除できる。
この検査は原則自費検査で、薬事承認されたものを用いることとなっている。

ただし、7日間が経過するまでは、検温など自身による健康状態の確認し、高齢者や基礎疾患のある方など重症化リスクのある方との接触はさけることも必要。

2)発熱外来での検査キットの無料配布。
重症化リスクの低い人は陽性でも、自宅療養をして受診を控えてもらう。

これについては、まだよくわからない。
発熱外来をしている医療機関はどこも抗原キットが少ない。
だれを対象にどんなふうに配るのかもまだ明らかではない。
今後、自治体から詳しく説明があるだろう。

3)4回目のワクチン接種の対象を医療従事者や高齢者施設の職員らに広げる。秋以降には、オミクロン株対応のワクチンの5回目接種の予定。


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Posted by さかざきひろみ at 20時28分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2022年07月21日(木)

早すぎると [クリニック情報]

抗原検査キットの消費が凄い。
これも検査をしている医療機関すべてがそうなっている。

こんな状況なので、熱がでたら
「コロナかも」「コロナでないことを確認したい」
と思われるのは仕方ない。

だけど、あまり早く検査しすぎると偽陰性(本当は陽性なのに陰性にでてしまうこと)になることがある。

できることなら38℃の熱が12時間以上経過してからのほうがよい。37.6℃ぐらいの微熱であれば、24時間以上はあけたい。抗原キットの在庫のこともあり、また辛い鼻の検査は1回にしてあげたい。

一度検査したことがあるお子さんは、隔離室に入るだけで大泣き。
まれには大きなお子さんでも大暴れ。
ごめんなさいと言いつつ、身体を固定し、顔を抑える。それでも難しく、お子さんは無我夢中で抵抗するので、叩かれたり、蹴とばされたり。
なんか格闘技みたいになったりしていて、検査する方もされる方も辛く悲しい。

これだけ大流行すると新しく抗原キットの入荷がそろそろ難しくなりそう。
PCRのキットも同様だろう。
そうなると、外の検査機関に委託することになり、結果に1日以上かかることになる。

また、同じことの繰り返し。

孫っぴのヘアスタイル。
娘がバリカンを購入したとのことで、
こんな風になっていた。

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なかなか斬新。

Posted by さかざきひろみ at 20時13分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2022年07月19日(火)

海外では

日本では、BA5への置き換わりで、どんどん感染が拡大中。

海外ではどうなっているんだろう。
実はポルトガルでは、5月上旬にいち早く大流行したが、今感染が収束している。
感染者数は過去最大だが、重症者や入院患者数は過去最少。
多くの人は比較的軽症で自宅療養で回復されたらしい。

しかし、80歳以上や基礎疾患がある人は重症化。
すぐに、4回目接種を行ったところ、重症患者さんも減ったらしい。新型コロナワクチンは3回目から5ヵ月以上経過したら、効果がかなり低下する。
高齢者の方は、重症化するリスクが高いので、まだの方はできるだけ早く4回目を接種されたほうがよい。

ニューヨークでも現在BA5が増加しているが、行動制限もなく、外ではだれもマスクをしていない。イギリスでは、すでに新型コロナに対する規制をすべて撤廃している。イギリスもアメリカも、もう新型コロナについて関心がうすくなり、症状があっても検査しなくてもよいことになった。したがって、感染者数も正しく把握されていない。
同じウイルスなのに、国によってぜんぜん違う。

BA5については、軽症が多いと言われていたが、これは入院するほど、酸素を必要とするほどではないと言う意味だと思う。
実際外来でみていて、以前のオミクロン株よりしんどそう。

39-40℃の高熱で、嘔吐もあって辛そうなお子さんも多い。
確かに2.3日で回復して入院されているケースは今のところない。
BA5は感染力が強く、ワクチン接種歴の少ない小学生の間で大流行するのは、仕方ないかもしれない。ワクチン接種しても罹患する人もいるが、全く接種してないお子さんの方が明らかにしんどそう。

5-11歳のワクチンは、意見が色々あるが、先日日本小児科医会が「お子さんへの新型コロナワクチン接種を迷っている保護者の方へ」というメッセージを発信された。
アメリカでは6ヵ月から5歳未満のワクチンも始まるらしい。


Posted by さかざきひろみ at 19時22分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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