2023年05月14日(日)

夏のお花と研修会

今日は1日雨。

ガーデニングする予定だったのに。
今しないと、次は6月までできない.....。
いつも、すべてを一気にできないので、今日は一つのコーナーだけでも、植え替えたかった....。

あきらめかけたけど、午前中に少しだけ晴れ間が。

あわてて、古くなったお花を抜いて、土をたがやし、
大急ぎで、夏のお花を買いにいった。

夏色の花がいっぱい。

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大急ぎで植えたら、また雨がぽつりぽつり。
間に合った〜。

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昨日からWEB配信の「子どもの心」研修会に参加。
今日は、学会を拝聴しながら、お花を購入して、植え替えができた。

この研修会、とっても面白くて興味深い内容ばかり。

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昨日のは、
「子供が朝起きなくなったときに聴く話」
「性暴力から子どもを守る〜小児科医にできること」


今日は、
「外来で診る子どもの発達障害」
「キレるはこころのSOS」
「ネット依存の研究と学校での依存症教育」

今回はじめて「子どもの心」研修会に参加した。
実は、7/8-9の後期の研修会で、講演するので、どんな感じが確認したかった。
講師の先生方がすごいスペシャリストばかり。
お話も面白く、とても勉強になる。

しかも、外来で診る子どもの発達障害の市河茂樹先生の本は、実は先日購入したばかり。眠りの講演をされた、渥美先生のお話もとっても面白かったので、すぐにアマゾンで著書をポチ。

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この研修会で、私なんかが講演しても大丈夫なのか。
かなり不安になってしまった。
でも、抄録もだしてるし話す内容も決まっている。
覚悟を決めて、望まないと.....。

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今日は母の日。
母の立場も子どもの立場も。
どんなときも、元気で幸せでいてくれたら。

Posted by さかざきひろみ at 19時53分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2023年05月13日(土)

治った! [漢方薬]

先日名古屋に行ったとき、
娘から、孫っぴの足の親指の爪が痛そうと。

「婆に診せて」というと、いやーと逃げて行った。
私に、痛いことをされると思っているよう.....。

それでも、遊ぶふりして、足をみると、左足親指の爪周囲炎。

爪周囲炎とは、爪の周囲がささくれなどで傷ついて、そこからばい菌が入って、赤く腫れて炎症をおこすこと。

そんなお子さんは、外来で結構多い。
先日は、生後1カ月の赤ちゃんが、手指の爪周囲炎になっていた。

孫っぴの親指は、赤く腫れて、とっても痛そう。
まだ排膿するには硬い。膿がでたら、ましになるのだけど。
「ごめんね」と言って、ちょっと圧迫してみたが、排膿できなかった。

治療は、122排膿散乃湯を1包内服して、ゼビアックスクリームという抗菌剤のクリームを塗った。

排膿散乃湯はとってもまずい。
彼は、お茶少しに混ぜて、とっても美味しそうに飲んでくれた。
最後に、溶けずに底に残っている漢方の顆粒を「集めて集めて」と言って、まとめてスプーンにすくって一気のみ。

その後私は大阪に帰って、駅から家への帰宅途中、
娘と孫っぴからライン電話。

「婆、かんぷー飲んだら、足なおった。痛くなくなったで!」
娘曰く、婆に治ったことを言いたいとのことで、急遽電話をくれた。

ほんとに可愛い。
その後、翌日も排膿散乃湯を内服して、すっかり軽快。
今回も抗生剤の内服なしで軽快した

排膿散乃湯は素晴らしい薬。
江戸時代にできた日本独自のお薬。
抗炎症作用のある生薬や鎮痛作用の生薬が含まれている。
ただ、とってもまずいのが難点。

だけど、化膿や炎症にとってもいい。
味が、もう少しましだったらなあ、みんな飲めるのに。

Posted by さかざきひろみ at 20時08分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2023年05月11日(木)

16番 半夏厚朴湯 [漢方製剤]

半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)といえば、喉のつまり。

色々な不定愁訴、うつうつ気分があって、のどの違和感、のどのところが詰まるという訴えに有効。

のどが詰まるということを、
梅核気(梅干しの種が、のどのところにある感じ)
ヒステリー球、
咽中炙臠(いんちゅうしゃれん:あぶった肉が喉に張り付く感じ)という。

半夏厚朴湯は、東洋医学でいう気うつのくすり。

気のながれが、のどにつまるとのどのつまり、
頭につまると頭痛、頭重感。
胸につまると、胸のつまり。
お腹につまると、お腹がはってげっぷがでたりする。

これらを改善してくれる。
また、錠剤もあるので便利。

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5つの生薬からできているが、
気の巡りをよくする生薬が4つも入っている。
また、半夏と茯苓と生姜の3つで、㉑小半夏茯苓湯になる。
これは、胃のつかえをとって吐き気をとめる作用があり、つわりの特効薬。

むかむか吐き気がして、のどが渇くときはP五苓散がよいが、のどが渇いてないときは㉑小半夏茯苓湯がいい。

さらに、半夏厚朴湯は咳や声がれにも有効。
メンタルにも風邪にも効くことになる。
咳チックや、咳払いにもよかったりする。

以前、咳と声が嗄れるけど、内科の薬をもらってもよくならないママに、半夏厚朴湯を処方した。
すると、長年の頭痛も一緒に治ったと、とても感謝された。
このママは気うつもあったのね。

漢方薬は、一つの症状だけでなく、他の困ったことを治してしまうことがあるので、面白い。

Posted by さかざきひろみ at 19時45分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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