2023年09月24日(日)
早朝から
きのうから、孫っぴが大阪へ。
朝5時に、「婆、起きたい」と。
そして、早朝から太鼓の演奏。
一緒にアンパンマンの歌を合唱する。
そして、次は、「婆かるたしよう。婆がとって」
アンパンマンかるたはマンションにもっていったので、ここにあるのは、漢方かるたのみ。
隠しておこうと思ってたが、彼はすぐに見つけてしまった。
ちゃんと、牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)と読めていた。
爺が起きてからは、3人で公園へ。
ジャングルジムに砂遊び。
楽しかったね。
さらに、ママが起きた後は、あべのハルカスのスウェーデントリムパークへ。
ここは、案外空いていて穴場かも。
トランポリンに、マーク探し。
お天気がよかったけど、それほど暑くない。
作品も完成。
爺は加圧トレーニングにいってたので、途中から合流。
孫っぴは爺に預けて、娘と2人でショッピング。
楽しい時間はあっという間。
Posted by さかざきひろみ at 19時20分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2023年09月23日(土)
外来状況
ニュースでも話題になっているが、インフルエンザAがどんどん増えている。
今まで小学校だけだったのが、幼稚園や保育園でも。
全く流行っていない小学校や保育園もあるが、今後増えていくのではないかと思う。
新型コロナはインフルエンザに押されて減少傾向のように思えるだ、まだまだ安心はできない。
同じ家族内で、兄が新型コロナ、妹がインフルエンザAというケースもあった。
アデノウイルスや溶連菌は横ばい傾向。
とにかく、検査キットがたくさん必要で、あっという間になくなってしまう。
他には、今週、手足口病が続いた。
これも夏風邪のウイルス。
久しぶりにリンゴ病。
そういえば、ヘルペスウイルス性歯肉口内炎も。
朝夕やや気温がさがってきたからか、咳がひどくなったり、喘息が悪化したり、はじめて喘息の症状がでるケースも多かった。
感染症が多い傾向はいつまで続くのだろうか??
7月下旬に執筆した原稿の本ができあがった。
漢方と最新治療という本で、「子どもと母に寄り添う漢方薬」。
執筆したおかげで、この本を頂いて読むことができた。
とにかく他の先生方の内容がとても勉強になった。
Posted by さかざきひろみ at 16時28分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2023年09月21日(木)
漢方薬にも [漢方薬]
西洋薬に比べて極めて少ないが、漢方薬にも副反応がある。
処方する側は、処方する薬にどんな生薬が含まれているか、知っておくことが大切。
とくに、麻黄、甘草、附子、大黄は量がふえると、より作用が増強される。
麻黄はドキドキ、甘草は浮腫んで血圧上昇。
附子もドキドキ、舌のしびれ、大黄は下痢。
あと大人の人は、黄芩による肝機能障害が多いらしい。
山梔子を含むものを5年以上飲むと、腸間膜静脈硬化症に注意しないといけない。
ストレスまみれのママたちに、加味逍遙散をよく処方するのだけど、山梔子が含まれているので長く飲む場合は要注意。
お子さんの場合は、副反応はもっと少なく、私もあまり経験がない。
先日の日本小児東洋医学会で、蘭子先生が、文献から小児の副作用報告について、まとめてくれて、とても勉強になった。
最近30年間に、0−18歳で71例の報告があった。
原因はほとんどが柴胡剤(柴苓湯16例、柴朴湯11例、小柴胡湯8例、六君子湯5例)。
薬剤性膀胱炎が33例と一番多い。
他には、肝機能障害、肺障害、腸間膜静脈硬化症、肥厚性幽門狭窄症、偽アルドステロン症。
すべての例で、薬を中止することによって回復している。
興味深かったのは、辛夷清肺湯によるアナフィラキシー。
辛夷清肺湯は枇杷葉を含む。
枇杷はバラ科の果実になるので、ハンノキ、シラカンバによる花粉症があると、アレルギーがおこる可能性があるので、それで起こった可能性がある。
食物アレルギーとして、甘麦大棗湯に含まれる小麦が問題となるが、それによるアレルギー症状はなかったよう。
とにかく、まれではあるが、漢方薬でも副反応がおこることがあるということを知っておくことが一番大切だと思う。
Posted by さかざきひろみ at 17時00分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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