2023年10月24日(火)

㉜人参湯 [漢方製剤]

にんじんとう。

これは冷えて元気がない人の胃腸症状のお薬。

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ちょっと難しいけど、
人参湯の乾姜を生姜に変えて、大棗と茯苓を加えたら75四君子湯。
さらに、それに陳皮と半夏を加えたら㊸六君子湯。

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冷えのある人の胃もたれには、六君子湯を使うことが多く、人参湯はほとんど処方していない。
四君子湯は錠剤があるので、粉薬がどうしても飲めないときに。

人参湯は、乳児期のお子さんの下痢が長引くときに処方している。
ただ、ほとんどの漢方薬は乳糖を賦形剤として含むことが多い。乳糖不耐症で下痢している場合には、微量でも乳糖を含まない方がよい。
色んなメーカーがあるが、東洋薬行だけが、乳糖を含んでいないため、そのメーカーの人参湯を処方している。

Posted by さかざきひろみ at 19時15分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2023年10月22日(日)

キッズプラザ大阪

今日は、孫っぴとキッズプラザ大阪へ。
大昔に娘といったきり。

朝いちばんに到着。
入り口でダッシュ。

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5階は、やってみる階。
色々チャレンジできて面白い。

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シャボン玉の中にはいったり、
プリクラとったり。

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人体のコーナーでは、骨を組み立てたり、骨骨ダンス踊ったり。

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4階は遊ぼう階。
吹き抜けになった、こどものお城。

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迷路のような階段や、滑り台。
何度も何度も往復して、さすがの私もちょっと休憩と彼にお願い。

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遊具で遊んだ後は、ワークショップ「虹であそぼう」
これも面白かったね。

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お祭り気分にもなれたし、思いっきり走ることもできる。

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お店屋さんごっこもたくさん。

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4階から5階をいったりきたり。
どこにいるのかわからなくなる。
だけど、彼は全力で遊んで嬉しそう。

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いっぱい遊んで楽しかったね。
そして、みゃくみゃくくんに会えてよかったね。

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たったの半日だったけど、4歳男児と全力で遊んだ。
婆はふらふら〜。
だけど、一緒に遊べて幸せ!

Posted by さかざきひろみ at 15時26分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2023年10月21日(土)

咳の漢方 [漢方薬]

外来では、インフルエンザもやや減少傾向。
コロナは少しだけ。
溶連菌感染症が一番多い。

これは、大阪市の感染症情報。
だいたい、同じような傾向。

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咳をする人がとっても多い。
1日中というよりも、朝夕がひどくて昼間は元気。

原因としては、ウイルス感染、またはアレルギー。
秋花粉やまたダニも秋にとってもふえる。

そんな中、西洋薬の咳止めが品薄状態。
また、漢方薬の麦門冬湯なども品薄状態。
ただメーカーを選ばなければ、麦門冬湯もまだ十分処方できる。

乾燥した咳で、のどがいがいが、咳がこみ上げるときには㉙麦門冬湯ばくもんどうとう。これは、苦くないので、比較的飲みやすい。

湿った咳、喘息の咳には95五虎湯ごことう

咳がひどくて、胸が痛いときは73柴陥湯さいかんとう
 これには、抗炎症作用も強い。千福先生おすすめの処方。
 私自身はこれが好きかな。

咳がひどくて眠れないときには、91竹筎温胆湯ちくじょうんたんとう
 これには、精神安定作用のある生薬もたくさん含まれるので、すっきり眠れるようになる。

乾燥咳がひどくて、麦門冬湯がいまいちなときは93滋陰降下湯じいんこうかとう。とくに夜間の頑固な咳で、潤いがない場合に。

痰がとても多くて、咳が長引く場合には90清肺湯せいはいとう

91竹筎温胆湯、93滋陰降下湯、90清肺湯には、潤す生薬の麦門冬が含まれる。

心因性の咳には、O半夏厚朴湯、または96柴朴湯。

この中で、錠剤があるのは、95五虎湯とO半夏厚朴湯のみ。
73柴陥湯、91竹筎温胆湯、93滋陰降下湯、90清肺湯はめちゃくちゃまずいので、お子さんにはあまり処方していない。

漢方薬は、咳止めと違って、気管支をうるおしたり、また抗炎症作用が強いものが多い。

咳で眠れなくなるのは、とても辛い。
西洋薬、漢方薬など色々使って、少しでも早くよくなりたい。

Posted by さかざきひろみ at 19時39分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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