2023年10月03日(火)
19年 [クリニック情報]
2004年10月1日がクリニックの開院日。
今年で19周年。
3年前、コロナ禍でそれ以外の感染症が激減した。
そして、今あらゆる感染症が流行している。
こんなことは、私が小児科医になって初めて。
真夏のインフルエンザにRSウイルス。
溶連菌感染症、アデノウイルス、ヒトメタニュウモウイルスまで。
今までは少しずつ流行時期がずれていたのだけど。
この冬はどうなっていくのか、
そして来年の今頃、20周年のころはどうなっているのか??
予想がつかない。
色々思いはつきないけれど、2日のお昼に皆でお祝い。
お祝いのケーキ。
思ったより、とっても大きい。
ケーキのサイドが可愛い。
梅の花の華弁当も食べておなかいっぱい。
全員集合してお写真撮るまでが面白かった。
私がスマホカメラを調整中。
後ろで待機中。
私は座ってスタンバイ。
なぜか慌てているスタッフに、慌てないスタッフ。
私がなんとか、コロナ禍を乗り切り、今外来をやっていけるのは、皆のおかげ。
ほんとにありがとう。
そして、クリニックを愛してくださる皆さまにもたくさん感謝を伝えたい。
Posted by さかざきひろみ at 18時44分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
2023年10月01日(日)
インフルエンザワクチンよくある質問
明日からインフルエンザワクチンの予約開始。
今も流行しているので、色々質問されることが多い。
そこで、最近よくある質問と、毎年よく質問されることについて。
1)いつごろ接種したらよいですか?
受験生なので2月とか3月に絶対かかりたくないのです。
これは、お子さんにとって、免疫力も環境も違うので、絶対罹らない方法をお答えすることは、とても難しいのです。インフルエンザワクチンはどちらかというと重症化予防が目的のため、ワクチンを接種してもかかってしまう場合もあります。ただ、あまりに遅くにしてしまうとタイミングを逃すこともあるので、体調のよいときに、予約できるところで早めに接種したほうがよいかと思います。とくに幼稚園や保育園のお子さんたちは、11月になって寒くなると、冬の他の風邪にかかってしまって、せっかく予約していたのに、接種を延期することになってしまうことが多いです。
2)すでに夏にインフルエンザに罹ってしまいました。今年はインフルエンザワクチンは接種したほうがよいでしょうか?
インフルエンザには、A型2種類と、B型2種類あります。特に、最近B型は全く流行していません。この冬に流行するインフルエンザは、今流行しているものと違う可能性も高いです。夏にかかっても、接種はおすすめします。実際罹患した後、体調が回復して1−2週間ぐらいあければ接種は可能と考えます。
2)ワクチンの効果持続期間はどれぐらいですか?
これも個人差がありますので、様々ですが、一般的には、接種後1-2週間ぐらいから抗体が上がり始め、その後約5か月間ほど持続すると言われています。
3)接種回数はどうすればよいですか?
添付文書では13才未満は2回接種となっています。しかし欧米では、1 回接種と 2 回接種で予防効果に差がないとされてきました。日本でも同様の研究が続いており、1 回接種と 2 回接種で大きな差はないという結果が出ています。回数もそれに準じて3歳以上で毎年インフルエンザワクチンを接種しているお子さんは1回接種でもよいかと考えます。もちろんご希望の方には2回接種もします。3歳未満の方に関しましては、2回接種をお勧めします。
4)何歳から接種可能ですか?
生後 6 か月から接種できます。1歳未満の場合、接種しても十分な効果が得にくいとの報告もありますが、最近では年長児と効果は変わらないとの報告もあります。保育園など集団生活をされている方は接種をお勧めします。
5)卵アレルギーがありますが、接種できますか?
卵加工品を食べている方は大丈夫です。ワクチンにはごく微量の卵由来のタンパクが残っていますが、精製技術が進歩しているので、卵でアナフィラキシーショックをおこすような重篤なアレルギー以外の人は問題ないでしょう。
ご心配な方は、あらかじめご相談ください。
6)他のワクチンとの同時接種はできますか?
混雑や接種間違いを回避するために、他のワクチンとの同時接種はしていません。申し訳ございません。
7)咳や鼻がでていますが接種できますか?
食欲があって元気もあり、症状が軽い場合は咳や鼻水が出ていても接種できます。保育所や幼稚園に登園できるぐらいなら接種可能です。
8)お薬を飲んでいますが接種できますか?
病状やお薬の種類にもよりますが、お薬を飲んでいても元気で前日からお熱がなければ接種できます。ご心配な場合は前もってご相談ください。
9)当日になって体調が悪い時はどうすればよいですか?
当日あるいは前もって当院を受診された方には、接種日の変更を承ります。診察にお越しいただけないときはご自分で、変更の手続きを行っていただくことになります。
10)予約した日に都合が悪くなり、変更したのですが、よい日時がありません。どうすればよいですか?
ご家庭のご都合で変更されるときは、ご自分で行っていただいています。夕方や土曜日など、希望が多い日はすぐに予約枠が埋まってしまいます。同じ時間帯をお取りできないことも多いのでキャンセルされる場合はご注意ください。
また、予約されるときは必ず来院可能な時間でお願いします。
Posted by さかざきひろみ at 18時13分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2023年09月30日(土)
お月様
昨日は中秋の名月。
帰宅途中にお月様を満喫。
エネルギー満ち溢れるお月様に心が癒される。
お家からもきれいに見える。
あらためて、色々なことに「ありがとう」と感謝の気持ちを高める。
外来では、インフルエンザは先週よりは少し減ってきたかも。
学級閉鎖や学年閉鎖をすると、そのあとは流行の勢いがすこし減ることが多い。
新型コロナウイルスはそれほど多くない。
アデノウイルスはよこばい。
溶連菌感染症は増加している。
そして、各検査キットが出荷調整。
溶連菌のキットがなかなか手に入りにくいがなんとか確保。
インフルエンザ−新型コロナのキットもなんとか確保。
しかし、たくさん購入しても、あっという間になくなっている。
在庫管理やあとどれぐらい確保しておいたらよいかなど、色々難しい。
第41回日本小児心身医学会のオンデマンドが始まった。
和歌山で開催され、ほんとは行きたかったのだけど、小児東洋医学会と重なって断念。
通勤の途中やちょっとしたスキマ時間に拝聴している。
学会テーマは、「未来へ! みんなで学ぶ 子どものこころと体 〜息する・食べる・眠る〜」
心も身体の健康もすべての基本は、この「息する、食べる、眠る」
息する(運動や呼吸)、食べること、眠ることはほんとに大切。
だけど、簡単なようで、とても難しい。
Posted by さかざきひろみ at 19時25分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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