2022年07月05日(火)
アデノにも
孫っぴは、保育園に行っているが滅多に熱がでない。
それが先日久しぶりのお熱。
保育園で、いつもめっちゃ食べるのに食べないから変だなとのことで、お熱をはかると38℃。
こんなときは、㉗麻黄湯。
いつもは、すぐに解熱するのだが、今回は翌日も熱。
㉗麻黄湯で解熱しないのは、突発性発疹、アデノウイルス、あとは川崎病など。
突発性発疹はすでに罹患、めっちゃ元気なので、川崎病は否定的。
となるとアデノか。
検査すると、やっぱりアデノ+
素直に口をあけてくれた孫っぴ。
そののどを綿棒でぐりぐりしたので、大泣き。
ごはんを食べなかったのは、のどが痛かったのね。
麻黄湯でちょっと熱が下がったがまた上がるときは、柴胡剤の出番。のどが痛そうなので、109小柴胡湯加桔梗石膏。
これには、ウイルスに対する抗炎症作用、さらに胃腸機能改善作用もある。
本来なら2歳児の投与量は、1日1包ぐらい(大人が1日3包)。
しかし、それでは早く効かない。
彼には、1包投与。
嫌がらずに、「かんぷー飲む!」と喜んで、粉をそのまま飲んでくれる。
のどの痛みがましになったのか、ご飯も食べれるし、解熱傾向。夕方にもう1包のんで、すっかり元気。
金曜日の夕方に発症して、土曜日夕方には解熱。
日曜日には、とっても元気でいつもどおり。
2歳児に1日2包は多い量かもしれないが、日本の漢方薬の量は中国の1/2〜1/10量。日本の大人量が中国の小児の量とのこと。
ウイルス感染などは、多めに飲んだ方が早く効く。
しかし、普通はお子さんは漢方薬の味が苦手で飲めないことも多い、ましてや多い量は飲めない。
孫っぴは、漢方っ子なので、何でもいける。
ほんまに面白い。
Posted by さかざきひろみ at 17時16分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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