さかざKIDSブログ

2023年01月21日(土)

まだ [漢方薬]

漢方薬の品薄が続く。

A葛根湯加川芎辛夷の錠剤がない! 緑の2番。
処方件数がとても多かったので、困る方が多い。
鼻閉にとっても有効で、大きなお子さんは錠剤を希望されていたので、たくさん処方していた。
コロナなインフルエンザで高熱と鼻閉が強い場合は、@葛根湯でなくA葛根湯加川芎辛夷を処方。

P五苓散の錠剤もない。 茶色の17番
片頭痛やめまいなどに有効で、これも多くの方が飲んでいた。

どちらも粉薬は大丈夫。
錠剤を好んで飲んでいた方は、薬の効き目がわかっているので、ほんとに辛いときは粉薬を飲みますといってくれる。

ただ、最初に処方する人は、粉薬がいやだという先入観があるので、なかなか難しい。

絶対粉は嫌という場合、少し違うけど
A葛根湯加川芎辛夷は、95五虎湯の錠剤やR小青竜湯の錠剤でなんとか代用。
P五苓散は、㊴苓桂朮甘湯でなんとか代用できるかな。

そして、とうとう109小柴胡湯加桔梗石膏も一時的にゼロに。
これは、小柴胡湯+桔梗石膏、または、柴胡桂枝湯+桔梗石膏などで代用。

漢方薬は生薬で構成されているので、それが理解できていれば何とか代用できるものが多い。

外来では、インフルエンザAが大流行。
発熱外来では、毎日インフルエンザAが10人以上。
新型コロナウイルス感染症は2−3人。
圧倒的にインフルエンザが多い。
少ないが、インフルエンザと新型コロナの同時感染もある。

そして、この8波さえ超えたら、4月から新型コロナウイルスは5類になりそう。

N95マスク、帽子、フェイスシールド、ガウン、手袋の装着を繰り返すこともなくなるかな。

N95マスクは、お顔の肉がギューッとなる。
帽子とフェイスシールドで、前髪がペチャンコ。
発熱外来中も終わった後もひどい姿。
そんなこともあと少しかな。

画像(180x240)・拡大画像(480x640)

Posted by さかざきひろみ at 20時21分   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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