2023年01月28日(土)
どんどん
インフルエンザAの流行がすごい。学級閉鎖や学年閉鎖。
発熱外来でもインフルエンザAばかり。
学校で流行していたら、もうインフルエンザの検査だけでいいかなあと思うのだが、まれに新型コロナの方がいる。
それも減ってきて、今日は1人だけ。
だけど、両方の検査が必要になってくる。
鼻のぐりぐりはとっても辛いけど、ほんとにごめんね。
新型コロナの影響で2年間インフルエンザはほぼゼロだった。
それで、皆さんのインフルエンザに対する免疫が下がったことも影響している。
インフルエンザに関して、よく聞かれるのは、
「いつから登校できますか?」
これは、保育園・幼稚園児と小学生以上で違う。

保育園・幼稚園の場合

小学生以上の場合
文章にすると、
出席停止期間は、発症したあと5日を経過し、かつ、解熱した後2日を経過するまで(ただし、保育所や幼稚園に通う幼児は「解熱した後3日を経過するまで」)
そして、発熱した日は1日目でなく0日と数えで、発熱した翌日が1日となる
さらに、発症日(当日0日目)は、病院に受診した日ではなく、インフルエンザ症状(38度程度の発熱等)が始まった日のこと。
「発症日」と「解熱日」がわかれば、医師でなくても、いつから登園できるかわかる。
したがって、元気になってわざわざ登園許可証を取りに来る必要はない。
実際、国が医師記載の登園許可証を求めないと断言したことから、許可証をとりに来られる方はほとんどない。
ほんとにまれーに、理解のない幼稚園から要請されることもあるが....。
あとは、「家族も休まないといけませんか?」という質問。
新型コロナの場合はまだ濃厚接触者の定義があるが、インフルエンザにはその規則はない。
家族やご兄弟は、症状なく元気であれば、登校を制限する必要はない。ただ、感染力も強く潜伏期間は1−3日と短いので、体調変化には注意が必要。
Posted by さかざきひろみ at 20時09分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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