さかざKIDSブログ

2022年04月21日(木)

睡眠時間のずれ

小児科学会での睡眠のお話。

睡眠がうまくいってないお子さんが多い。
コロナ禍でさらに増加傾向。

外出をひかえ運動の減少で活動量が低下し、光環境も変化した。そのため、体内リズムが乱れ、眠れなくなり、朝が起きれない、また昼間の眠気も強くなる。

その結果、倦怠感、意欲や思考力低下、不安、イライラ、抑うつも増えている。

今回興味深かったのは、
平日と休日の睡眠時間帯のずれ(休日の朝寝坊など)についで。
この時間がずれは、日中の眠気や倦怠感、集中力の低下をおこすらしい。

その時間はなんと、
大人はは2時間以内、
子どもは1時間以内とのこと。
食事する時間もできるだけずれないほうがよい。

学校へ行くときは朝7時におきても、日曜日は朝8時まで寝ているだけで悪影響がおこる。
たった1時間は厳しいけど、休みの前に夜更かしして、休日にお昼まで寝るということは、できるだけ避けたほうがよさそう。

最後に、就寝時刻の遅れで生活リズムが乱れると、以下のような危険性を高める可能性があるとお話されていた。
1)知的情緒発達の遅れ
2)自律神経失調症や低体温に夜朝の体調不良
3)不登校や引きこもり
4)意欲低下や肥満
5)不安・抑うつ・攻撃行動
6)集中力の低下
7)適応性の低下
8)落ち着きのない多動傾向
9)風邪を引きやすい・免疫の異常。

ほんとに睡眠はとっても大切。

画像(240x180)・拡大画像(640x480)

Posted by さかざきひろみ at 20時06分   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

トラックバック

トラックバックURL

http://www.sakazakidsblog.com/tb.php?ID=2978

コメント

コメント投稿フォーム

名前:(この情報をCookieに保存させたい場合にチェック)
メールアドレス: (表示はされません)
URL: (名前にリンクされて利用されます)
コメント:
パスワード: (削除時に利用)

ページのトップへ ページのトップへ

4

2022


          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

検索


カテゴリーリスト

最近の記事

最近のコメント

RSS1.0

[Login]


powered by a-blog
Copyright (C) 2006 さかざKIDSブログ All right reserved.2006 Sakazaki Kodomo Clinic.