2022年04月23日(土)
外来状況 [クリニック情報]
4月から、保育園や幼稚園に行き初めて、咳、鼻水の症状のお子さんが多い。
さらに、お熱も。
毎年4月はこんなお子さん達が増える。
初めて集団生活をするので、いっぱい風邪をひいてしまう。
咳鼻水はずっと。
これはひとつの風邪でなく、たくさんの風邪のウイルスをもらってしまうから。
治りかけにまたひいてしまう。
さらに、お熱もしょっちゅう。
ただ、このご時世どうしても新型コロナウイルスの検査をする場合が多い。
ただ今は、幼稚園や保育園のお子さんはほとんどがマイナス。別のお風邪のウイルスがほとんど。
あるママは、「保育園では熱の出る子がいっぱいいるけど、みんな、新型コロナウイルスは陰性って、先生が言ってました」
ほんとにそのとおり。
4月になって、新型コロナの検査が3回目ってお子さんもいた。鼻に綿棒だから、ほんとに辛いよね。
他には、アレルギー症状。
スギはもう終わっているので、ヒノキ??
スギのときはましだったのに、今がとってもひどいお子さんも多い。
この時期は、ヒノキがメイン。
残念ながら、ヒノキの舌下免疫療法はない。
これは大阪府のHPからの花粉の飛散状況。
このグラフだと、スギもヒノキも減っていて、今はその他の花粉症。
その他っ何?
調べてみたら、オオバヤシャブシ・ハンノキ(カバノキ科)、コナラ・クリ(ブナ科)、オリーブ(モクセイ科)、ケヤキ(ニレ科)、イチョウ(イチョウ科)、アカマツ(マツ科)など色々たくさん。
日本はたくさん樹木があるので、飛散する花粉も多い。
鼻水、鼻づまり、目がかゆいのはとっても辛い症状なので、
我慢しないでね。
Posted by さかざきひろみ at 20時31分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
トラックバック
トラックバックURL
http://www.sakazakidsblog.com/tb.php?ID=2981