2023年01月26日(木)
冷えは大敵 [漢方薬]
西洋薬には体を温める薬はないが、漢方薬にはいっぱいある。
これは、ママ世代の冷えのフローチャート。
もちろん、冷えの漢方は他にもたくさんあるが、とりあえずこの中から処方することが多い。
手足が冷たくて、しもやけになったことがある人には㊳当帰四逆加呉茱萸生姜湯。
おなか(特に胃のあたり)が冷える人で、色白で華奢、まためまいたちくらみ、めまいがある人には㊸六君子湯。これが効く人は胃のあたりをたたくとぽちゃぽちゃ音がする。
冷えると腹痛があって、おなかがはっている人には100大建中湯。
下痢があって、めまいたちくらみがある人には㉚真武湯。
私は体調を崩すとひどい下痢をする。
その際、ヒア汗がでて全身が冷たい。こんなときに㉚真武湯がめっちゃ効く。
月経関連トラブルもある人には、女性漢方の3つから。
後もう少しというときは最強の温薬である、附子末を追加できる。
他にもエイジングで冷えが出てる場合にはF八味地黄丸や107牛車腎気丸。夜間頻尿にも有効。
さらに、私が好きなのは127麻黄附子細辛湯。
これは寒いときに飲むとすぐにポカポカしてくる。
麻黄、附子、細辛の3つだけが含まれている。
生薬の数が少ない方が即効性がある。
附子と細辛で体の中を温めて、麻黄で体の表面を温める。
冷えの漢方の中で、いつも私の漢方ポーチに入れているのは、㉚真武湯と127麻黄附子細辛湯。
温活には、漢方がいいけど、
他にも、冷たいものや甘いものはできるだけ食べない。
手首、足首、首を冷やさないことも大切。
体を温めると、免疫力も代謝もアップ。
そしてメンタルもアップする。
最近購入した絵本たち。
なかなか面白い。
Posted by さかざきひろみ at 19時46分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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