2022年08月04日(木)

猛暑 [漢方薬]

めちゃくちゃ暑い。
昼に、外出して外をあるくと、あまりの暑さにびっくり。
日傘をさしていても暑い。

この炎天下で、外で運動できるのは、ほんまに凄い。
私は朝のトレーニング中に、クーラーなしで運動していたら、ちょっとクラクラ。
こんなのもはじめて。
室内も危ないね。

熱中症は予防が大切と先日ブログにアップしたが、
その上で、漢方薬も飲んでいるとさらに予防効果がアップ。

熱中症予防の漢方薬。
P五苓散、㉞白虎加人参湯がメイン。
あと、夏バテでいつも困るという方には、136清暑益気湯。
これは、とても苦いのでどちらかというと大人の方ばかり。
しかもこれは、今出荷調整されている。

五苓散は乗り物酔いにも熱中症予防にも有効。
学校まで遠く、行くだけで汗だくになるお子さんは、朝五苓散を1包。
運動クラブ前に、五苓散と白虎加人参湯。

画像(240x176)・拡大画像(640x471)

白虎加人参湯は、石膏をという生薬を含んでいる。
生薬の中で、冷やす効果がNO1で、白虎加人参湯に一番多く含まれている。
(ちなみに、温めるNO1は附子。)
体の芯に熱をもって、しかも口渇がひどいような場合に有効。熱を冷まして身体を潤す作用もある。
さらに人参も含まれるので滋養強壮効果もあり。

しかも、白虎加人参湯には錠剤もある。
大きなお子さんは、五苓散の錠剤6個と白虎加人参湯の錠剤4個を一気に飲むらしい。

お知らせ
 8月5日(金)〜6日(土)は休診いたします。
 ご迷惑をおかけしますが、どうぞ宜しくお願い致します。

Posted by さかざきひろみ at 19時07分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 2 )

2022年08月02日(火)

漢方薬も! [漢方薬]

ワクチンに関しては、様々な理由でよく出荷制限がかかる。
日本脳炎、インフルエンザ、MRワクチン、ムンプスワクチン。
最近ではB型肝炎ワクチンのビームゲンも。

その都度、予約状況と在庫状況を考えて管理するのが色々面倒だった。

そして、今回は漢方薬も!
出荷制限がかかったのは
109小柴胡湯加桔梗石膏と136清夏益気湯。

109小柴胡湯加桔梗石膏は、新型コロナの患者さんに多く処方されている。
咽頭痛に有効で、抗炎症作用もある。
私も漢方薬が飲める場合は、これを積極的に処方していた。
今回オミクロン株の大流行で、処方頻度が予想外に増えたのが原因。

私自身は、どちらかというと、予防的に飲むことが多い。
これが、なかったらかなり困る。

代用案としては、H小柴胡湯と桔梗石膏というのを2つ合わせることもできる。

136清夏益気湯は、夏バテ予防の薬。
㊶補中益気湯の夏バージョン。
身体を元気にして、潤して、また熱をさましてくれる。

猛暑で、その予防にこれも予想外に処方が増えたのが原因。

でもこれがなかったら、㊶補中益気湯でもいいかな。
身体を潤したいのなら、㊶補中益気湯+㉙麦門湯冬でもいいかも。

いま、メーカーは、必死になって増産されているとのこと。
出荷制限は9月の初めぐらいまでかな。

漢方薬もだんだんメジャーになってきた。

画像(221x240)・拡大画像(591x640)

Posted by さかざきひろみ at 19時40分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 5 )

2022年07月31日(日)

暑い!

とても暑い日が続く。
保健センターへは、いつも走っていくのだけど、さすがに
水曜日は走れなかった。
日焼け予防のため長袖で、さらにマスクだとフラフラ。
ものすごくのどが乾いた。

お庭のお手入れのときも、暑さ対策。
できるだけ早朝に。

夏のお花は、ビタミンカラー。
元気がでるが、高温に負けないように1日2回の水やりはかかせない。

画像(180x240)・拡大画像(480x640)
画像(180x240)・拡大画像(480x640)

画像(180x240)・拡大画像(480x640)
画像(180x240)・拡大画像(480x640)

とにかく熱中症は予防が大切。
小さいお子さんは体温の調節機能が未熟なため熱中症になりやすい。

予防は 
1)高温の環境に注意を払う
 ベビーカーに乗っている赤ちゃんや小さいお子さんは大人よりも地面に近いところにいるので、より高温になりやすい。できれば日差しと照り返しの強い時間の外出はさけたほうがよい。あと、抱っこひもの中とかもとっても暑い。
抱っこされている方も、抱っこしているママも大変。
また、たとえ短時間でも、絶対に自動車の車内にお子さんを残したままにしない。 
2)十分な水分補給
 のどの乾きを感じる前に少しずつこまめに補給するのが大切。通常の短時間の外遊びぐらいでは、水やお茶でもよいが、長時間や激しい運動の場合は水と一緒に塩分補給も必要になる。
3)体調管理に気をつける
 寝不足や疲れているときは熱中症になりやすいので、ゆっくり休んで無理をしない。

もし熱中症が疑われたら
すぐに涼しいところへ移動する。
衣服をゆるめて、氷やぬれタオルで体を冷やす
水分と塩分を補給する。
保冷剤や冷えたペットボトルなどがあれば、頸部、腋の下、大腿の付け根などを冷やすと効果的。
ぐったりして、意識がしっかりしないときはすぐに医療機関への受診が必要。

暑い暑い夏で、
色々注意しないといけないことが多いけど、楽しい夏休みにしてね。

Posted by さかざきひろみ at 14時41分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

過去の記事へ

ページのトップへ ページのトップへ

8

2022


  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

検索


カテゴリーリスト

最近の記事

最近のコメント

RSS1.0

[Login]


powered by a-blog
Copyright (C) 2006 さかざKIDSブログ All right reserved.2006 Sakazaki Kodomo Clinic.