2022年08月06日(土)
抗原キットの配布
大阪府も抗原キットの無償配布が始まった。
どうやって配布するのか疑問だったけど、
協力薬局のみで、予約での配布。
対象もすべての方ではなく以下の方のみ
@大阪府在住
A20歳〜49歳の軽症者(発熱・咳など)。
B重症化リスクに該当する基礎疾患なし。
C妊婦さんは対象外。
D無症状の方は配布の対象外。
対象の方は、必ず事前予約して配布協力薬局で受け取ることができる。もちろん薬局では検査はせず自分で検査する必要がある。
実際協力薬局さんをみてみると、大阪市はちょっと少ないよう。
その薬局さんに症状のある方が受診する。
自己検査を実施して陽性なら、大阪府の自宅療養者支援サイトからオンライン診療ができ、保健所へ発生届をだしてくれて、さらにお薬も処方してくれるらしい。
便利なようで、薬局さんの負担になるようで。
それでも、一部の方がこの流れで診断ができると、多くの発熱外来の診療機関が少しましになるのかもしれない。
詳しくは大阪府のHPにアップされている。
よくみると、8月5日から開始されたけど、8月6日15時にいったん停止され、新たに8月8日13時に再開される。
Posted by さかざきひろみ at 17時59分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2022年08月04日(木)
猛暑 [漢方薬]
めちゃくちゃ暑い。
昼に、外出して外をあるくと、あまりの暑さにびっくり。
日傘をさしていても暑い。
この炎天下で、外で運動できるのは、ほんまに凄い。
私は朝のトレーニング中に、クーラーなしで運動していたら、ちょっとクラクラ。
こんなのもはじめて。
室内も危ないね。
熱中症は予防が大切と先日ブログにアップしたが、
その上で、漢方薬も飲んでいるとさらに予防効果がアップ。
熱中症予防の漢方薬。
P五苓散、㉞白虎加人参湯がメイン。
あと、夏バテでいつも困るという方には、136清暑益気湯。
これは、とても苦いのでどちらかというと大人の方ばかり。
しかもこれは、今出荷調整されている。
五苓散は乗り物酔いにも熱中症予防にも有効。
学校まで遠く、行くだけで汗だくになるお子さんは、朝五苓散を1包。
運動クラブ前に、五苓散と白虎加人参湯。
白虎加人参湯は、石膏をという生薬を含んでいる。
生薬の中で、冷やす効果がNO1で、白虎加人参湯に一番多く含まれている。
(ちなみに、温めるNO1は附子。)
体の芯に熱をもって、しかも口渇がひどいような場合に有効。熱を冷まして身体を潤す作用もある。
さらに人参も含まれるので滋養強壮効果もあり。
しかも、白虎加人参湯には錠剤もある。
大きなお子さんは、五苓散の錠剤6個と白虎加人参湯の錠剤4個を一気に飲むらしい。
お知らせ
8月5日(金)〜6日(土)は休診いたします。
ご迷惑をおかけしますが、どうぞ宜しくお願い致します。
Posted by さかざきひろみ at 19時07分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
2022年08月02日(火)
漢方薬も! [漢方薬]
ワクチンに関しては、様々な理由でよく出荷制限がかかる。
日本脳炎、インフルエンザ、MRワクチン、ムンプスワクチン。
最近ではB型肝炎ワクチンのビームゲンも。
その都度、予約状況と在庫状況を考えて管理するのが色々面倒だった。
そして、今回は漢方薬も!
出荷制限がかかったのは
109小柴胡湯加桔梗石膏と136清夏益気湯。
109小柴胡湯加桔梗石膏は、新型コロナの患者さんに多く処方されている。
咽頭痛に有効で、抗炎症作用もある。
私も漢方薬が飲める場合は、これを積極的に処方していた。
今回オミクロン株の大流行で、処方頻度が予想外に増えたのが原因。
私自身は、どちらかというと、予防的に飲むことが多い。
これが、なかったらかなり困る。
代用案としては、H小柴胡湯と桔梗石膏というのを2つ合わせることもできる。
136清夏益気湯は、夏バテ予防の薬。
㊶補中益気湯の夏バージョン。
身体を元気にして、潤して、また熱をさましてくれる。
猛暑で、その予防にこれも予想外に処方が増えたのが原因。
でもこれがなかったら、㊶補中益気湯でもいいかな。
身体を潤したいのなら、㊶補中益気湯+㉙麦門湯冬でもいいかも。
いま、メーカーは、必死になって増産されているとのこと。
出荷制限は9月の初めぐらいまでかな。
漢方薬もだんだんメジャーになってきた。
Posted by さかざきひろみ at 19時40分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 5 )
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