2023年02月26日(日)
楽しい休日
今日はまた寒い。
朝から孫っぴをお迎えに。
大阪マラソンなので、交通規制が出る前に移動しないと大変。
私が大阪マラソンにでたのは、2017年11月。
もう5年以上前のこと。
めっちゃ楽しかったことを思い出す。
お天気がよいので、お庭のお手入れ。
途中から孫っぴとお花や葉っぱを集める。
葉っぱに顔をかいたり、お花を張り付けて工作。
途中から、千代紙でなぜかサンタクロースを製作。
爺が帰ってきてからは、二人でゲーム。
お家にいると運動不足なので、おやつのあとは、公園のはしご。
いっぱい走ったね。
元気やけどちょっと風邪気味。
「お鼻でるからかんぷー飲む」
A葛根湯加川芎辛夷をチョイス。
彼いわく「2番は美味しい」とのこと。
スプーンで粉をそのまま飲んでいた。
ママが横からとろうとしたら、「だめー」と独り占め。
あっという間に1包を完食。
小さいときから漢方飲んでいるから、美味しく感じる??
Posted by さかざきひろみ at 19時16分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2023年02月25日(土)
同じと異なる [漢方薬]
漢方の概念に「同病異治(どうびょういち)」と「異病同治(いびょうどうち)」という言葉がある。
「同病異治」というのは、読んで字のごとく、
同じ病名でも、個人の体質によって別の漢方薬を使って治療すること。
例えば、胃もたれでも、体力があって、冷えがない人、どちらかというと食べ過ぎで症状がある人には、M半夏瀉心湯。
一方、体力がなく、体が冷えていて、食欲も低下している人には㊸六君子湯になる。他にも喉もつかえているひとには、116茯苓飲合半夏厚朴湯などもある。
また、風邪でも処方は異なる。
体力のある人は@葛根湯、弱っている人には㊺桂枝湯、冷えがあるひとには127麻黄附子細辛湯。
さらに、胃腸がとっても弱い人には、70香蘇散。
不安神経症でも、136加味帰脾湯だったり、O半夏厚朴湯、K柴胡加竜骨牡蛎湯、㉖桂枝加竜骨牡蛎湯、72甘麦大棗湯だったり、処方はたくさんある。
症状だけでは漢方薬の処方は決められない。
ある人が漢方薬がよく効いたからといって、別の人が同じ処方で治るとは限らない。
「異病同治」というのは、病気が異なる場合でも同じ漢方薬が処方されること。
例えば、I柴胡桂枝湯は風邪の亜急性期によく処方する。
しかし、筋緊張性頭痛、自律神経失調症、反復性感染症の予防にも処方することがある。
㊸六君子湯は胃もたれの薬だけど、冷えにもよいし、むくみもとって体も元気になる。またうつ症状に良い場合もある。
西洋薬の胃薬は、胃薬としての作用だけで、心を元気にしたりはしない。
漢方薬は病名ではなく、その人の体質や症状によって処方が決まる。
処方の決定には、虚実、寒熱、、気血水、五臓の概念、六病位などの概念が必要になってくる。
以前は、とっつきにくくて、これが大嫌いだった。
しかし、勉強してみると奥が深くてなかなか面白い。
漢方薬には、まだまだ未知の部分がたくさんある。
日々勉強あるのみ。
まごっぴもお勉強??
Posted by さかざきひろみ at 19時32分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2023年02月23日(木)
ラン日和
今日は、暖かい。
まさにラン日和。
久しぶりに長居公園ラン。
ラン中もマスクをしている人がまだ多い。
私はどちらかというと日焼け予防にマスクは欠かせない。
春の兆しでいろんなお花が咲いている。
梅は満開。
空や池の青にお花のピンク。
素敵な景色を見ながらのランはとっても心地よい。
外来では、インフルエンザの勢いが落ちてきた。
このまま、終息するかも??
もともとコロナは少なかったが、さらに減少。
発熱のお子さんたちは、コロナも一緒に検査することが多いのだけど、もういらないのではと思ってしまう。
他にも、RSウイルスが流行している園があったり、溶連菌感染症だったり、ウイルス性胃腸炎がまた増えてきた。
感染症よりも、花粉症などのアレルギー症状が増えた。
スギ花粉が飛びだしているので、
「目がかゆい」「くしゃみがとまらない」
鼻水、皮膚がかゆいなどなど。
ひどくなってから来院されるより、症状がでたら早めにアレルギーのお薬や点眼、点鼻薬を使用したほうがよい。
あと漢方薬の併用も効果的。
ただ、R小青竜湯の粉、A葛根湯加川芎辛夷の錠剤などは品薄。2番の錠剤は内服している人が多かったので、とっても残念。
舌下免疫をしているお子さんたちの症状はとても軽い。
全くなにもない方もいる。
今ひどい症状の方には、「5月以降に始めようね」とアドバイス。
Posted by さかざきひろみ at 19時34分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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