2023年02月19日(日)

突然

ある日曜日の夕方、
突然ネットがつながらない。
しばらくしてテレビも受信が弱いとのメッセージがでてうつらなくなった。

そういえば、しばらく前も1−2時間ネットがつながらないことがあった。
ちょっと前に、つながりが悪いとセコムの方も調査にきてはったことを思い出す。

主人が色々調べてももちろん回復せず。
とりあえずポケットwifiで仕事。
ネットがないととても困るが、
テレビは別になくても困らない。

翌日なぜかテレビは回復。
ネットはだめなまま。
こんなときは、いつも助けてくださるIさんにご相談。
たくさんアドバイスしてくれて、主人が色々トライしてなんとか回復。

念のため、NTTの方にも見に来てもらった。
すると、何とか繋がっているが、とてもネット環境が悪くなっているらしい。
室内の配線盤には問題なし。
雨の中、外の電線に登って調査していただいた。
2人がかりで、とっても大変そう。

そして、原因が判明。
「光ケーブルの劣化」
なぜそうなったかはわからない。
台風やらカラスやらいろんな原因が考えられるらしい。
だけど、あの電線にはいつもカラスが止まっていた....。
あの子が犯人?

もし、WEB配信して講演しているときにアウトになっていたらと思うと.....。
自宅から配信する講演の前に治って本当によかった。

そして、いつも相談に乗ってくださるIさん、雨の中、めっちゃ頑張ってくださったNTTさんに感謝。

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Posted by さかざきひろみ at 19時31分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2023年02月18日(土)

特発性血小板減少性紫斑病(ITP)

久しぶりに特発性血小板減少性紫斑病(ITP)のお子さんを診た。
主訴は、嘔吐下痢が少し前にあって、胃腸炎かもということで受診された。
本人はニコニコしてとっても元気。

ただ、口の中に出血斑。
本人も「ちょっと前から口に血豆がある」と。
他のところにないか、体をみてみると、下肢に点状出血斑が。これは、本人も気づいてなかった。

急いで血液検査をしたら、血小板が7000しかない。
正常値は20万以上。

血小板が1万以下になると、口腔粘膜に出血斑がでてしまう。
血液検査で、白血球や赤血球、へモグロビンも正常で本人が元気なので、これは悪性のものではなく、おそらくITP。

血小板がかなり低いので入院加療をお願いした。

原因は、ウイルス感染のあとなどに、自分の血小板に対する抗体ができて、血小板が脾臓でつぶされるため、血小板が減少してしまう。お子さんは急性がほとんどで、半年以内に治ることが多い。

鼻血が止まらないということで来院される場合もあるが、今回のケースは、口の中の出血斑に気づかなかったら、そのまま帰宅されていたかもしれない。

治療はガンマグロブリン大量療法かステロイド。
今回はガンマグロブリン大量療法で、あっという間に血小板が増えて、退院された。

しかし、何度も再発する慢性ITPのお子さんもいる。
その場合は、脾臓を摘出していたけど、今はほかにもいろいろ薬がでているよう。

そういえば、まだ医師になって、5−6年目のころ、慢性の血小板減少性紫斑病の女の子がいた。色々な治療に抵抗して、再発を繰り返し、あとは脾臓摘出しかなかった。手術は保護者の方が納得されなかったので、上の先生に言われて加味帰脾湯を処方したことがある。

その時は、なんで漢方なんかと思っていたが...。
加帰脾湯は、主には体力のない人のメンタルに対するお薬。
参耆剤でもあるし、柴胡も含まれる。ほかには、補血、補脾作用のあるものも含まれる。さらに、血小板増加効果もあるらしい。
漢方薬は生薬で構成されていて、多成分。
様々な効果、予期せぬ効果がでることも結構多い。

Posted by さかざきひろみ at 19時44分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2023年02月16日(木)

カフェイン

8歳の子がエナジードリンクでカフェイン中毒。
その記事が日本小児科学会誌に掲載。

近所にある自動販売機で、エナジードリンク500mlを購入して、一気にすべて飲んで、その後嘔気が持続。
幸いなことに重篤な症状はなかった。
ちなみに、私はエナジードリンクなるものを知らなかった。

エナジードリンク500ml中にカフェイン210mg含まれる。
カナダ保健省によるとカフェイン摂取量に関しては、
MAXが4-6歳45mg/日、7-9歳62.5mg/日、10-12歳85mg/日までとのこと。

これによると、カフェイン摂取最大量の3倍を超えた量を飲んだことになる。
大人だと、カフェイン中毒の診断基準は250mg以上。

カフェインの過剰摂取による中毒症状は、
 吐き気、嘔吐、手足のしびれ
 動悸、悪寒
 意識消失
 さらに心肺停止に至ることもある。


実際に、2015年には、エナジードリンクを日常的に飲んでいた20代の男性がカフェイン中毒で死亡したという報告もある。

他の飲み物では、100gあたりコーヒー60mg、ウーロン茶20mg、玄米茶10mg、紅茶30mg。

コーヒーも毎日5−6杯も飲んでしまうとカフェイン依存になってしまうかもしれない。
また、エナジードリンクはジュース感覚で飲めて、普通に自販機で買うことができるので、特に注意が必要。

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Posted by さかざきひろみ at 20時01分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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